WORKS導入事例

フードトータルデザインは、ピザ窯・オーブン・ロースター・ゆで麺機などのオーダーメイド厨房機器で数多くの飲食店を支援し、
売上アップと省コストを両立する業務用キッチンを実現してきました。

灼熱の厨房を“空気設計”で刷新。入れ替えだけで生まれ変わったグリル環境

アイアン・ベイ / 料理長様

  • 神奈川県
  • ダイニングレストラン
この記事の目次

横浜の高級ホテルで薪焼きの料理を

ウェスティンホテル横浜は、ウェスティンブランドのビジョンが完全に体現化された新しいライフスタイルホテルです。自然とのつながりを感じられる施設の中で、ウェスティンが掲げるSleep Well, Eat Well, Move Well, Feel Well, Work Well, Play Wellの6つのウェルビーイングの柱を通じて、パーソナライズされたご滞在やゲストの皆様のニーズに合ったプログラムをお楽しみいただけます。先進的でありながら緑豊かな港町みなとみらいで、心も身体も健康になる至福のひとときが過ごせます。

23階に位置するシグネチャーレストラン「アイアン・ベイ」では、火・煙・炭をテーマとしたグリル料理が提供されます。長年に亘り鉄鋼の貿易港として栄えた横浜港にインスピレーションを求め、特注のグリル台を設えたオープンキッチンで、選りすぐりの食材をダイナミックに調理してご提供されます。横浜・みなとみらいの夜景とともに、オープンキッチンならではのライブ感を感じながらエキサイティングなモダングリルを楽しめます。

熱すぎる厨房環境

ご依頼時点で、厨房にはレンガ積みの特注グリル(他社製)が設置されていました。外観上は問題なく見えましたが、薪・炭を室内で扱う特性上、グリル前面に熱が滞留し、厨房全体が灼熱化。スタッフの作業負担と安全面が課題でした。

「本当に改善できるのか」という不安の声もあり、まずは熱の原因を“空気の流れ”から見直すことにしました。

空気の流れをコントロールする設計

既存機の大幅な改造は難しいため、入れ替えで対応。私たちはガス火で培った“吸気・排気の流れを正確に制御する”設計技術を持っています。そこで、薪火・炭火に対応した焼台「グリルステーション」を導入しました。

グリルステーションは、ガス仕様でありながら薪火・炭火に近い火入れを再現する独自技術を搭載。吸排気の構造を無理なく取り込み、上昇気流を設計することで、前面にふき出す熱を大幅に抑えます。

入れ替え当日は責任者の方立ち会いのもと、緊張感のある火入れテストを実施。実際に火前に立っていただくと、「熱くない」との評価。さらに最高責任者の方が機器に近づき、「ここが黒だね、赤じゃない」と笑顔でひと言。冗談交じりのその言葉は、“前面の熱だまりが消えた”という最高の称賛でした。

料理長からのメッセージ

焼き面が大きく、ホテルの提供数にも十分対応できます。高さ調整機構により、外はしっかり香ばしく、中はふんわりと仕上げられる点を高く評価しています。

薪の香りがしっかりまとい、素材の持ち味が引き立ちます。私はフレンチ出身ですが、「手を加えすぎない」ことで薪香と食材の良さをそのまま味わっていただけるよう、試行錯誤を重ねています。

ホテルのコンセプトは“船”。ステアリングを想起させるハンドルデザインがその世界観と響き合い、空間にもよく馴染んでいます。

導入効果

  • 前面の熱だまりを大幅に抑制
  • 作業環境の快適性・安全性が向上
  • 火入れの再現性が高まりオペレーションが安定

最後に

厨房の「熱い・煙い・ムラが出る」でお困りなら、以下に記載している電話・LINE・メールなどから、おまずはお気軽にご相談ください。現状の写真や図面をお送りいただければ、“空気設計”の観点から具体的な改善案をすぐにお返しします。小さな疑問だけでも歓迎です。

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適切な機器の選定と導入計画が不可欠です。
飲食店開業には多くの選択肢がありますが、
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