E37Z-HERO デジタル回転制御 × DLC刃が導く、次世代グラインダー

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イタリアの職人技と最先端技術の結晶

プロのバリスタやコーヒーラボが「コーヒーのスイートスポット」を科学的に、かつ再現性高く探求するために設計された、シングルドーズ(1杯ずつの都度挽き)専用の精密測定機器とも言えるマシンです。
ハイエンドなエスプレッソマシンと組み合わせることで、業務用カフェの味づくりを次のレベルへ引き上げます。

可変RPM(回転数)制御

E37Z-Heroの象徴ともいえるのが、独立したコントロールユニットであるZ-Heroステーションです。
このステーションには、電源供給・冷却ファン制御・RPM(回転数)調整ダイヤルが搭載されており、バリスタは600〜1500rpmの間で、回転数を無段階に追い込むことができます。
一般的なグラインダーでは固定されがちな「グラインド速度(rpm)」をパラメータとして扱えることで、同じ豆でも、同じ挽き目でも、回転数の違いによるフレーバープロファイルの変化を比較・検証できるのが大きなポイントです。
「ラボレベルで抽出プロファイルを追い込みたい」「喫茶メニューごとに“狙った味”を再現したい」そんなニーズに応える、「回転数までレシピに組み込める」業務用グラインダーです。

Z-Heroステーション

究極の心臓部

本機の心臓部には、巨大な83mm径フラットバリ(刃)が搭載されています。
バリとグラインディングチャンバーには、どちらもダイヤモンドライクカーボン(DLC)コーティングが施されています。
DLCは、F1やNASCARのエンジン部品、医療用の人工心臓ポンプなど、極端な耐久性と低摩擦が求められる分野で使用される素材で、E37Z-Heroにおいてもその特性がフルに活かされています。
高硬度・高耐摩耗性により、推定寿命は10,000kgクラスとされ、一般的なスチールバリ(約600kg前後)とは一線を画すロングライフ設計。錆びないため、静電気対策としてRDT(霧吹き等)もためらいなく使え、低摩擦ゆえに熱の発生が少なく、粉の付着や固着も極小化しています。

さらに、Ceado(メーカー)独自のバリ設計として、上下別形状(上3突起・下2突起)を採用し、バリ表面には粉溜まりの原因となるネジ穴がありません。
この一連の設計により、”トルココーヒーレベルの極細挽き”から”フレンチプレス〜コールドブリュー用の粗挽き”まで、一台でフルレンジをカバーできる汎用性を獲得しています。

粉残りゼロ設計(ゼロリテンション)と強力な動力

E37Z-Heroは、E37Zシリーズの思想を受け継ぐ粉残りゼロ設計(ゼロリテンション)設計を採用しています。

  • 45度に傾斜したグラインディングチャンバー
  • ダイヤモンドライクカーボン(DLC)による「スリック」な内部表面

この2つにより、挽かれた粉は重力と低摩擦の相乗効果でスムーズに排出され、 「前のショットの粉が残る」問題を極限まで抑えます。
モーターは740Wクラスのハイパワーを搭載(同社E37Sは約450W)。
やや“オーバースペック”とも言えるこの出力は、「長時間連続使用」や「焙煎度の高い硬い豆」など、プロユースを想定したシビアな条件下でも余裕を持って対応するためのものです。
連続グラインドの後には、Z-Heroステーション側から冷却ファンを制御する運用が推奨されており、性能と耐久性のバランスにも配慮が見られます。

E37z-heroの拡大画像

プロが選ぶ4つの理由

  • シングルドーズ×ゼロリテンション(粉残りゼロ設計):抽出ごとに完全にリセットされた状態で挽けるため、豆の切り替えが多いカフェやラボ用途で真価を発揮。
  • 可変RPMというもう一つの“パラメータ”:Z-Heroステーションで回転数をレシピに組み込むことで、「同じ豆で味わいを変える」実験や、抽出レシピの高度なチューニングが可能。
  • フルレンジ対応の83mm フラットバリ(刃):エスプレッソ専用機にとどまらず、ドリップ・プアオーバー・コールドブリューまで1台でこなせるため、複数台の専用グラインダーを置きにくい店舗にもマッチ。
  • 清掃・メンテナンス時の再現性:分解→清掃→再組立後もキャリブレーションが狂いにくい設計は、「味の安定」と「日常メンテの簡便さ」を両立させたい現場にとって非常に重要。
E37z-heroの画像_2

大きな3つの導入効果

豆のロス削減

ゼロリテンション(粉残りゼロ設計)前提の設計により、豆の切り替え時も“捨て挽き”を最小限に抑えられ、コスト面でも有利。

メニュー提案力の向上

シングルオリジン・ゲイシャ・ナチュラル精製など、個性の強い豆の魅力を回転数や挽き目で細かく引き出せるため、「味で語れるメニュー」が組み立てやすくなる。

ブランディングへの寄与

高級感のある筐体と、ラボ機器のような存在感は、カウンター越しに見せるだけでも「この店はコーヒーに本気」というメッセージになる。

E37Z-Hero――
コーヒーの可能性を「感覚」だけでなく「設計」と「再現性」で追い込みたい、プロフェッショナルのためのシングルドーズ・業務用グラインダー。
本気で味を詰めたいカフェやコーヒーラボにとって、単なる機材を超えた“研究パートナー”になってくれるはずです。

理想の飲食店づくり、
ここから始まります。

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FEATUREE37Z-HEROの機能と特徴

Z-Heroステーション

Z-Heroステーションによる可変RPM(回転数)制御

E37Z-Heroは独立した「Z-Heroステーション」を備え、バリの回転数を600 RPMから1500 RPMまで無段階で調整可能です。回転数はコーヒーのフレーバープロファイルに大きく影響するため、バリスタは同じ豆からでも回転数を変えることで異なる風味を引き出し、理想の抽出プロファイルを科学的に探求できます。これは、コーヒーの可能性を最大限に引き出すための実験的な機能です。

E37z-heroの斜め横画像

究極の83mm DLCフラットバリ

心臓部には、F1や医療機器にも使われるDLC(ダイヤモンドライクカーボン)コーティングが施された83mmフラットバリを搭載。推定寿命10,000kgという驚異的な耐久性に加え、錆びないためRDT(ミストスプレー)も安心して使用できます。また、表面にネジ穴のない独自設計とDLCの低摩擦特性が、粉離れを良くし、粉残りを最小限に抑えます。

E37z-heroの拡大画像

ゼロリテンション(粉残りゼロ)と精密な調整機構

45度の傾斜構造とDLCコーティングされたチャンバーが、実質的な「ゼロリテンション」を実現します。調整にはウォームギア機構を採用し、エスプレッソに求められる超精密なマイクロ調整を可能にします。さらに、ギアの解除機構も備えており、ドリップ用の粗挽きへも迅速に切り替え(マクロ調整)が可能です。

製品仕様

品 名

E37Z HERO

型 式

HERO

外形寸法

幅215×奥355×高400mm
Z-Hero station:幅170×奥170×高205mm

本体重量

22kg

消費電力(パワー)

740W

電 圧

単相-200V

回転数

600~1500

よくあるご質問

E37Z-Nakedモデルとの主な違いは何ですか?
最大の違いは「可変RPM(回転数調整)機能」の有無です。E37Z-Heroは専用のZ-Heroステーションで回転数を600~1500 RPMで自在に変更でき、より実験的な抽出が可能です。また、Heroは740Wのより強力なモーター、冷却ファン、独自の非対称バリ設計を採用しており、プロのラボ向け仕様となっています。
なぜバリの回転数(RPM)を変える必要があるのですか?
バリの回転速度は、粉砕時の熱の発生量や、コーヒー豆の粉砕され方(粒度分布の均一性や微粉の量)に影響を与えます。一般的に、回転数を変えることで、同じ豆でも酸味、甘味、苦味のバランスといった「フレーバープロファイル」が変化します。Heroはこれを意図的に制御し、理想の味を探求するために設計されています。
DLCコーティングの具体的な利点は何ですか?
主に3つの利点があります。 超高耐久性: 推定寿命が10,000kgと、スチールバリの十数倍長持ちします。 RDT耐性: 錆びないため、静電気防止のRDT(ミストスプレー)を安心して使用できます。 低摩擦: 非常に滑らかで粉離れが良いため、粉残り(リテンション)を最小限に抑え、清掃も容易です。
冷却ファンは常時使用するのですか?
常時使用する必要はありません。Ceadoは、10回程度の連続したグラインドサイクルの後に、モーターの温度を安定させるためにファンの使用を推奨しています。これは主に、コーヒーラボなどで連続してテストを行うような高負荷な状況を想定した機能です。
なぜこのグラインダーは非常に高価なのですか?
E37Z-Heroは、一般的な家庭用やカフェ用ではなく、プロのバリスタやコーヒーの研究開発(R&D)ラボ向けに設計された「精密機器」だからです。可変RPM制御ステーション、740Wの強力なモーター、高価なDLCコーティング、独自のバリ設計、冷却システム、イタリアでのハンドメイド、そして個体ごとの粒子分析テストの実施など、すべてが妥協のない最高水準の部品と技術で構成されているためです。
大きい機器は2階以上でも設置可能ですか?
可能です。分解してエレベーターに分けて乗せられるような構造を採用しています。

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