最適な焼き上がりには熱のバランスが大事
業務用ピザ窯で食材をおいしく仕上げる鍵は、3つの熱の伝わり方を意図的にコントロールすること。
・伝導熱:炎などの熱源から、鉄板や炉床・空気を介して伝わる熱。
・対流熱:温かい空気は上昇し、冷たい空気は下降するという流れによって伝わる熱。
・輻射熱:熱そのものが電磁波となって、食材に直接届く熱。
伝導熱は強すぎると外だけが先に焦げ、中は生焼けになりがち。だからこそ無闇に上げず、対流熱で炉内の空気を均一に撹拌し、温度ムラを抑えることが重要です。
そして決め手は輻射熱。表面に降り注いだ熱が針のように内部へ届き、中心までしっかり火を通します。これは電子レンジのような機械的に均一な加熱とは異なり、”表面と中のおいしい温度差”をつくれるのが魅力です。
天然溶岩石の爆発的な遠赤外線効果
おいしさの理由は、天然溶岩石が放つ爆発的な遠赤外線。
備長炭に匹敵する遠赤量が、食材のうまみを閉じ込めながら内部まで熱を通します。
古くから“強火の遠火”が理想とされてきた炭火焼の知恵――その核心である遠赤外線効果を、プレゼンザの溶岩石炉床が再現。
ガスでも電気でも、狙った食感と香ばしさへまっすぐ到達します(※薪仕様も選択可能な構成あり)。
世界最高峰の断熱効果技術がもたらす2つのメリット
メリット1. お店全体を“快適温度”に保つ
窯の表面温度が高い = 店内に無駄な熱が放出されるということ。夏場は客席が暑い、スタッフはオペに支障――そんな悩みがつきまといます。
プレゼンザは高断熱ボディで不要な放熱を抑制。客席は快適、厨房も快適。お客様は食事に集中でき、スタッフは一定のコンディションで“いい焼き”を安定再現できます。
メリット2.ランニング / イニシャルコストを賢く抑える
表面から熱が逃げる窯は、空調を強める→電気代UP→窯が冷える→焼きが不安定という悪循環に。さらに大型エアコンの導入など初期費用も膨らみがち。
プレゼンザの断熱はこの連鎖を根本からカット。空調の過剰運転を抑え、運転コストと初期設備費の双方に効きます。業務用の現場にとって、これは大きな差になります。
プロが選ぶ4つの理由
三位一体の熱設計(伝導×対流×輻射)
窯内の空気設計と溶岩石の遠赤効果で、外は香ばしく・中はしっとり。狙い通りの焼き色・水分・伸びを再現。
選べる熱源(ガス・電気・薪)
テナント規約や演出方針に応じてガス・電気・薪を選択可能(※仕様による)。業務用ピザ窯として現場要件にフィット。
高断熱 × 高再現性
断熱ボディで外乱(空調・外気)の影響を低減。ピーク帯の連続焼成でも温度の立ち上がり・戻りが速く、ブレない仕上がり。
運用しやすさ
視認性の高い炉内、シンプル構造で日常清掃が容易。教育コストを抑えつつ即戦力化できます。
2つの大きな導入効果
客単価・注文率の向上
遠赤×対流の“できたて価値”は写真でも動画でも映える。ライブ感がもう1枚を生み、サイドの追加注文促進。
コスト最適化とROI
断熱=空調負担の低減でランニングコストを抑制。既存厨房に収まりやすい設計は改装費を抑え、早期回収につながります。
あなたのお店にフィットする3つの製品タイプ
全ての機種で薪・ガス・電気の選べる三種の熱源が利用可能です。
プレゼンザz59


プレゼンザシリーズのスタンダードモデルで、落ち着いたスクエアデザインがどんなお店にもマッチします。
30センチのピザの場合、最大3枚を同時に焼き上げられます。
プレゼンザz100


プレゼンザシリーズで炉内がドーム状になるのはZ100からです。
ドーム状のおかげで熱対流が効率化され、最適な焼き上がりが目指せます。
30センチのピザの場合、最大5枚を同時に焼き上げられます。
プレゼンザz140


プレゼンザシリーズで炉内がドーム状になるのはZ100とZ140のみです。
ドーム状のおかげで熱対流が効率化され、最適な焼き上がりが目指せます。
30センチのピザの場合、最大12枚を同時に焼き上げられます。
プレゼンザ――
伝導×対流×輻射、三つの熱で“焼き”を支配するピザ窯。
業務用の現場に、速さと美しさ。あなたの一枚を、基準にする。