理想の厨房を、もっと自由に
飲食店の厨房は、その店の「心臓部」です。
とりわけ、お客様の目の前で調理を行う鉄板焼きカウンターは、単なる機器ではなく、店の顔であり、ライブパフォーマンスの舞台でもあります。しかし、限られたスペースや独自のオペレーションに“ぴったり”フィットする業務用設備を、既製品だけで探し当てるのは簡単ではありません。
「フルオーダーは高額で時間もかかる。一方で、既製品では細かい要望に応えきれない。」
そんなジレンマに応えるために生まれたのが、フードトータルデザインが提供するセミオーダーメイド鉄板焼きカウンター「TP-series」です。
わずか4ステップで理想を形にする「セミオーダーメイド」
TP-seriesの大きな特長は、「フルオーダーほど重くないのに、既製品よりずっと自由」というセミオーダーメイドの設計思想です。
カスタマイズは、次の4ステップに集約されています。
STEP1 本体サイズ(幅)を選ぶ
STEP2 排気方向を選ぶ
STEP3 バーナーユニットを選ぶ
STEP4 鉄板の材質と厚さを選ぶ
この4つを決めるだけで、その店のオペレーションとメニューにあった自分たちのための一台を構成できます。ゼロから図面を起こすフルオーダーとは違い、ベースは規格化されつつ要点はしっかり選べるため、導入ハードルを下げながら、現場のこだわりも反映できる鉄板焼きカウンターになっています。
キッチンスペースに最適化された本体と排気システム
日本の厨房は、カウンターもバックヤードもコンパクトな環境が少なくありません。TP-seriesは、その前提を踏まえたうえで設計されています。
本体の奥行きは、日本の標準的な厨房レイアウトに合わせた60cmで統一。幅は120cm・150cm・180cmの3サイズから選択でき、席数やカウンター長さに応じて過不足なく選べます。
排気タイプは2種から選択可能。
X-type(後方排気):鉄板奥側から排気するタイプ。幅方向を有効に使いやすく、強めの火力を求める現場にも適しています。

Y-type(側方排気):鉄板の両サイドから排熱するタイプ。カウンター越しにお客様が座る鉄板焼き・カウンタースタイルでも、お客様側に熱や排気が直接いきにくい構造です。

これにより、客席側の快適性と、厨房側の作業性を両立する業務用鉄板焼きカウンターとして運用できます。
料理を格上げする、材質と厚さが選べる鉄板
鉄板焼きの味を決める最後のピースは、やはり鉄板そのものです。TP-seriesでは、提供する料理に合わせて鉄板の「厚さ」と「材質」を選択できます。
厚さは9mm〜25mmの間で6段階から選択可能。お好み焼きなど軽い火通しのメニューには9mm前後、ステーキハウスや本格鉄板焼き店には19mm以上、といった厚みとジャンルの目安も提示されています。薄い鉄板は立ち上がりが早く、厚い鉄板は蓄熱性に優れるため、メニューに応じた選択ができる設計です。
材質は主に以下の3タイプでご用意しています。
最高級鉄板(S35C):いわゆる鋼(ハガネ)。非常に硬く、ナイフ傷が付きにくいのが特長で、ステーキをその場でカットするようなライブ感のある鉄板焼きに適しています。
磨き鉄板(SS400):表面をバフ仕上げした、鏡面に近い美しい鉄板。見た目の高級感に加え、熱が直に伝わるため、焼け具合の変化を読み取りやすいというメリットがあります。

黒皮鉄板(SS400):表面の黒皮が簡易的なサビ止めとなり、表面のわずかな凹凸が油なじみを良くして焦げつきにくい特性を持ちます。実用性とメンテナンス性のバランスに優れた選択肢です。

こうした選択肢をセミオーダーメイドで組み合わせられることが、TP-seriesならではの強みです。
高い燃焼効率と空間活用を両立する、断熱・熱対流設計
TP-seriesの本体には、フードトータルデザインが培ってきた断熱技術と熱対流設計が採用されています。
複数の断熱層と熱の流れをコントロールする構造によって、燃焼効率を高めつつ、鉄板から下方向への熱伝達を抑えることに成功しています。その結果として、
- 高い火力を維持しやすい
- 熱による本体下部への影響を抑えられる
という2つのメリットが生まれています。
この「下への反射熱の抑制」が効いているからこそ、TP-seriesは鉄板の下部スペースを収納として活用できる“下棚式”を実現しています。通常、高温機器の下はデッドスペースになりがちですが、TP-seriesでは限られた厨房スペースを有効利用できる構造になっており、狭小店舗にも向いた業務用鉄板焼きカウンターと言えます。
プロが選ぶ3つの理由
- 4ステップで要点を押さえたセミオーダーメイド:フルオーダーほど大掛かりではなく、既製品より自店仕様に近づけられる。
- 日本の厨房に合わせた奥行60cm設計:既存レイアウトに組み込みやすく、改装の負担を抑えやすい。
- バーナー方式と排気方式を選べる自由度:自店の「焼き方」と「客席レイアウト」に合わせて火力と排気の方向を設計できる。
- 鉄板の材質・厚みまで選べる専門性:ステーキ中心・お好み焼き中心など、メニューに合わせた一台に仕立てられる。

大きな3つの導入効果
設備選定の工数削減
4ステップで仕様を決められるため、図面や見積もりの検討フローがシンプルになる。
席数・レイアウトの自由度アップ
排気方向や下棚スペースの活用により、同じ面積でもより多くの席・収納を組み込む余地が生まれる。
料理クオリティの底上げ
鉄板の厚さ・材質、火力ゾーンの構成をメニューに合わせられることで、焼きの安定性・再現性を高めやすい。